JAXA、フランス国立宇宙研究センターと改定協定…共同ミッションなど検討

宇宙 企業動向
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、フランス国立宇宙研究センター(CNES)と「宇宙プログラム分野における協力に係る国立宇宙研究センターと宇宙航空研究開発機構の機関間協定」の改定協定を結んだ。

宇宙開発利用を巡って新興国や民間企業の存在感が強まり、日本国内でも、新宇宙基本計画の制定や国立研究開発法人への移行など、事業環境の変化を踏まえて、日仏間で実効性ある宇宙機関間協力を実現することを目指す。

改定協定では、両組織の協力検討を強化するため、企画担当の役員同士の会合を設置した。同会合が機関間の協議全体を動かし、協力の方向性を決定する。

また、「将来の共同ミッション検討」、「社会に活かす宇宙利用」、「宇宙環境下での部品」の3分野を重点分野として協力を強化する。

JAXAとCNESによる宇宙分野の協力は、1980年代に開始した。1990年代には、地球観測プラットフォーム技術衛星「みどり」(ADEOS)に、CNESの観測装置が搭載されるなど、具体的な協力関係を積み重ねてきた。

1996年11月には、宇宙開発事業団(現・JAXA)とCNESは「宇宙分野における長期協力の準備に係る機関間協定」を締結した。

2010年には、両機関の協力が準備段階から実施段階に入っている実態を踏まえ、新たに「宇宙プログラム分野における協力に係る国立宇宙研究センターと宇宙航空研究開発機構の機関間協定」を締結したもの。

《レスポンス編集部》

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