中国 新車販売、2.1%増の202万台…6か月ぶりに増加 9月

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中国汽車工業協会は10月13日、中国における9月の新車販売の結果を明らかにした。商用車と輸出を含めた総販売台数は、202万4800台。前年同月比は2.1%増と、6か月ぶりに前年実績を上回った。

画像:各社の中国主力車

日系メーカー3社の9月実績では、日産自動車が9万7900台を販売。前年同月比は2.9%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。商用車の販売低迷が長引く中、9月は乗用車が、新型『ムラーノ』効果で回復。

トヨタは9万2700台を販売し、前年同月比は1.7%増と、6か月連続の前年実績超え。しかし、伸び率はひと桁台に鈍化した。これは、2014年夏にモデルチェンジした主力セダンの『カローラ』の販売が失速したため。

ホンダは8万2531台を売り上げ、前年同月比は28.5%増と、7か月連続で前年実績を上回った。『アコード』の販売が、前年同月比15.7%増の1万0648台と、3か月連続で増加。新たに投入された『ヴェゼル』も、8422台と支持を集めた。

中国の2014年の新車販売は、商用車と輸出を含めて、前年比6.9%増の2349万1900台。2年連続で2000万台を突破すると同時に、米国を上回り6年連続で世界一に君臨した。2015年1-9月は、前年同期比0.3%増の1705万6500台を販売している。

《森脇稔》

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