東京都交通局は10月13日、日暮里(東京都荒川区)~見沼代親水公園(足立区)間9.7kmを結ぶ日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を、10月31日に実施すると発表した。今回も混雑の緩和などを目的に列車の増発を行う。
平日は、見沼代親水公園駅を朝6~8時台に発車する列車の本数を、現在の47本から51本に変更。4本増やす。夕方から夜間にかけての16~23時台も、日暮里発の列車を現在の43本から6本増の49本に変更する。土曜・休日は、見沼代親水公園駅を6~9時台に発車する本数を7本増やして47本にする。
日暮里・舎人ライナーは2008年3月30日の開業後、計6回のダイヤ改正を実施しているが、そのほとんどは利用者の増加に伴う増発が行われている。このため車両の増備も進められており、今年10月には座席を全てロングシートにした新型車両の330形電車が導入された。1日の平均通過人員(旅客輸送密度)は2008年度が2万6894人だったのに対し、2012年度は3万5295人だった。