フィリピンでAPEC交通大臣会合、自動車基準の国際認証推進などで合意

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APEC交通大臣会合がフィリピン・セブで開催され、会合の基本テーマである「誰もが利用でき、持続可能な交通システム」などを実現するための具体的な措置をまとめた「大臣共同声明」を採択した。

共同声明によると、「誰もが利用でき、持続可能性のある交通を通じた経済成長の推進」をテーマに議論した。

「交通システムにおける技術的革新の推進」では、自動車基準の国際認証を進めることを確認。新たな技術が輸送量や環境性、効率性を高めることを認識しながら、これらの技術の適用で全ての関係者と共存できることを考慮することとした。

ITS推進は、APEC地域の交通システムの向上に不可欠であることを確認、全ての国・地域が交通分野の効率を高め、効果を上げるため、ITSを活用するとともに、「誰もが利用できる交通」を進めていくため、ITSの活用方策を検討するとした。

「環境技術の推進」では、交通部門が温暖化ガスを排出している最大部門の一つであることから、国連の気候変動条約の枠組みで活動を支持することを表明。エネルギー効率に優れ、環境にやさしい交通モードの推進を促進する。

また、誰でも利用できる交通の進展が人々の生産性を高め、経済成長を加速することから、APEC地域で「誰もが利用できる交通」フレームワークの作成に関するイニシアティブを承認した。フレームワークでは、身体障害者、女性、子供、学生、高齢者を含む全ての個人が交通手段にアクセスできる計画や仕組みを発展させる道筋を明らかにするもの。

《レスポンス編集部》

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