【スズキ エスクード 新型】欧州から「逆輸入」のコンパクトSUV…好評なデザイン売りに

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スズキは10月15日、コンパクトSUVの新型『エスクード』を発表、同日発売した。「クロスオーバータイプ」と「本格クロカンタイプ」の中間に位置する「SUVタイプ」の新型だ。

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新型エスクードは、2013年のフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトモデル、『iV-4』を元に開発、2015年1月からスズキのハンガリー工場で生産が行われている。すでに『ビターラ』という名称で欧州展開されており、今回日本に投入されるモデルもハンガリー生産による輸入モデルとなる。

日本での展開について、「デザインを第一に推していきたいと考えています」と言うのは、製品企画の今枝悟史さん。「欧州において、(ビターラの)購入理由の第一位がエクステリアデザインでした」と明かす。

フェンダーガーニッシュのデザインや、クラムシェルフードなど、先代(現:『エスクード2.4』)から継承している箇所もあるが、「それらの伝統を残しつつ、LEDをヘッドランプやイルミネーションランプに採用することで、今の時代に合わせたスポーティなデザインにしています」と、昔と今のデザインの融合をアピールする。

見た目の変更点として、先代にはあったフェンダーミラーがなくなっている。これは運転席からの視界の向上により、今回の変更で必要なくなったため。また、新しく追加されたサイドラインは「キックアップで躍動感を表現しています」と、側面のデザインも効果的に使用していることを明かした。

インテリアデザインでもスポーティさを表現する。エアコンルーバーとアナログ時計がコンソール中央に3つ穴が並ぶように配置されており、時計のデザインは「冒険心を駆り立てる、羅針盤のようなイメージにしています」と話す。この他にも、新たに採用されたシルバーのガーニッシュやスエードのシートで、よりスポーティさを演出する。

欧州のビターラは3グレード構成なのに対し、新型エスクードは1グレードで展開する。これについては、「新型エスクードはビターラの最上級グレードをベースにしているので、加飾なども豪華になっています」と、日本仕様の豪華さを強調した。

《関 航介》

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