【リコール】マツダ ファミリア など92万台、点火スイッチ不具合で火災事故13件発生

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マツダ ファミリア
マツダ ファミリア 全 2 枚 拡大写真

マツダは10月16日、『ファミリア』などのイグニッションスイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

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対象となるのは、マツダ『ファミリア』『デミオ』『ユーノス100』『ランティス』『MPV』『ボンゴ ブレンディ』『クロノス』『MS6』『MX6』『クレフ』『MS8』『カペラ』『センティア』『MS9』『プレッソ』『AZ3』『レビュー』、フォード『フェスティバ ミニワゴン』『レーザー』『フリーダ』『テルスター』『テルスター II』の21車種で、1989年1月10日~2005年12月1日に製造された92万3672台。

イグニッションスイッチ内部の接点に過剰な量のグリスが塗布されたため、スイッチ操作時に発生するアーク放電の熱によりグリスが炭化。可動接点と固定接点間に堆積し、スイッチ内部の絶縁性が低下することがある。そのため、そのまま使用を続けると接点間が導通してスイッチが発熱、発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、イグニッションスイッチを対策品に交換する。なお、対策品の準備に時間を要することから、使用者に不具合の内容を通知して注意喚起を行い、準備が整い次第、再度入庫の通知をする。

不具合は38件、火災事故が13件発生している。市場からの情報および国土交通省からの指摘により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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