ファーレン九州、首都圏初進出の店舗となるアウディ相模原を開設

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アウディ相模原 竣工式
アウディ相模原 竣工式 全 8 枚 拡大写真

アウディジャパン正規代理店のファーレン九州は10月17日、神奈川県相模原市内にアウディ相模原を開設した。同社は鹿児島や熊本など九州を地盤にアウディ販売店などを展開しているが、首都圏に進出するのは初めて。

ファーレン九州の中村忠徳社長は同日開いた竣工式で「アウディジャパンの大喜多寛社長から首都圏に店舗を出して欲しいと頼まれた。あえて地方から都心に出ていく気はないと当初は断ったが、地方は過疎化が進み若者は都会に行って帰ってこないという状況を考えた時に守りに入っていてはいけないと考えた」と述べ、首都圏進出の背景を明かした。

また独アウディで海外営業本部の部長を務めるマティアス・シェーパーズ氏は「実はこのエリアは日本で唯一、一番アウディのマーケットシェアが低い。このエリアのプレミアムマーケットは1700台くらいだが、その中でアウディは150~160台と1割を切っている。逆にいうと開拓のポテンシャルが非常に高い」と語り、アウディ相模原に対する期待の高さを示した。

アウディ相模原は約14台展示できる約870平方mのショールームを1階に備え、2階部分には一般ベイ8基とアライメント兼用検査ベイ1基があるサービス工場を併設している。新車展示台数ではアウディジャパン直営のアウディみなとみらいに次いで2番目の規模、サービスベイ数では正規代理店の店舗としては最大という。

《小松哲也》

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