自動車安全運転センターは、同センター40周年記念行事として「自動車安全運転シンポジウム2015」を11月2日、一橋大学 一橋講堂で開催する。
自動車安全運転センターは、「自動車安全運転センター法」に基づいて設立された警察庁所管の特別民間法人。安全運転研修の実施、累積点数の通知、運転経歴の証明、交通事故の証明、安全運転の調査研究などの事業や、「無事故・無違反証明書」および安全運転者を証明する「SDカード」の発行などを行っている。
今回、自動車安全運転センターの40周年を記念して、「健康起因の交通事故の実態とその防止」をテーマにした「自動車安全運転シンポジウム2015」を開催。国内の有識者が集まり、体調変化による事故予防や公共交通の操縦者の健康起因事故予防、睡眠時無呼吸症候群対策の重要性、視野狭窄患者と交通事故などを発信していく。
講演者は滋賀医科大学社会医学講座法医学部門 一杉正仁教授、JR東日本健康推進センター 医学適正科 笠原悦夫部長、順天堂大学大学院 医学研究科 谷川武教授、東北大学病院眼科 国松志保講師の4名。
このほか、モータージャーナリストでノンフィクション作家の岩貞るみこ氏をコーディネーターとして、講演者4名によるパネルディスカッションを行う。
参加費は無料。一般参加も可能で、事前申し込み制となる。