韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは10月12日、9月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万3947台。前年同月比は0.2%減と、5か月連続で前年実績を下回った。
9月の市場別実績は、北米が前年同月比20.1%増の5万5762台と、5か月連続で増加。一方、中国は9月、4万5247台にとどまり、前年同月比は25.7%減と、引き続き大きく落ち込む。
また、地元韓国は9月、4万5010台を販売。前年同月比は16.6%増と、11か月連続で増加した。欧州は5万8560台を売り上げ、前年同月比は7.2%増と、2か月連続で増加する。
車種別の9月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が4万3079台で最量販車に。小型SUVの『スポーテージ』が、3万6262台で続く。以下、小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が2万2336台、ミッドサイズセダンの『オプティマ』が2万1902台、小型トールワゴンの『ソウル』は、1万9306台を販売した。
キアモーターズの2014年の世界新車販売台数は、過去最高の290万7757台。前年比は5.9%増だった。2015年1-9月実績は、前年同期比1.4%減の212万5845台となっている。