オン・セミコンダクター、ADAS向け車載イメージセンサー発表…LEDフリッカー抑制機能搭載

自動車 テクノロジー 安全
オン・セミコンダクター CMOSイメージセンサ AR0231AT
オン・セミコンダクター CMOSイメージセンサ AR0231AT 全 1 枚 拡大写真

オン・セミコンダクターは、LEDフリッカー抑制(LFM)技術を搭載した、車載ADAS(先進運転支援システム)向けの2.3メガピクセルCMOSイメージセンサ「AR0231AT」のサンプル出荷を開始した。

AR0231ATは光学サイズ1/2.7インチ、最新の3.0ミクロンBSI(裏面照射型)ピクセルを用い、画素数は1928×1208。1080ピクセルのHDR(ハイダイナミックレンジ)動画をキャプチャすることができる。

LFM技術により、交通標識や自動車のLEDライトにより高い頻度で発生するLEDフリッカーを除外。ADASに必要な交通標識の認識アルゴリズムをあらゆる環境光条件下で動作させることができる。

また、システムの機能安全規格であるASILレベルBをサポート可能にする機能も備えるほか、複数の車載カメラを持つ車載アプリケーションでの実装を容易にするため、マルチカメラ同期をサポートする。

AR0231ATのパッケージは11mmx10mm iBGA-121。動作温度範囲は-40度から+105度で、AEC-Q100規格に完全準拠。量産開始は2016年の予定。

《纐纈敏也@DAYS》

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