近鉄名古屋線、伏屋駅付近の下り線が高架化…11月7日

鉄道 企業動向
伏屋駅付近立体交差事業の平面図と縦断面図。今回は下り線のみ高架線に切り替える。
伏屋駅付近立体交差事業の平面図と縦断面図。今回は下り線のみ高架線に切り替える。 全 1 枚 拡大写真

名古屋市緑政土木局と近畿日本鉄道(近鉄)の2者は10月22日、近鉄名古屋線伏屋駅(中川区)付近の下り線を高架線に切り替えると発表した。2者が実施している立体交差事業の一環。

切替区間は中川区の伏屋4丁目から助光1丁目までの約800m。11月7日の初発から下り線のみ高架に切り替えられ、伏屋駅の下り線ホームも高架ホームになる。駅舎は2011年6月から使用している仮駅舎を引き続き使用し、改札口やトイレ、上り線ホームなどは変更しない。下り線の高架ホームへは現在の改札口から駅構内の仮設通路を通り、階段かエレベーターで移動することになる。

これに伴い前日の11月6日には、下り最終列車に記念ヘッドマークを取り付けて運行する。11月7日は下り初発列車に記念ヘッドマークが取り付けられるほか、伏屋駅では高架下り線の運転開始を記念した台紙付き入場券(200枚限定)が10時から発売される。

2者は引き続き上り線の高架化工事を進める方針。工事が完成すると、3カ所の踏切が解消される。事業期間は2017年度までの予定だ。

《草町義和》

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