【PR】プジョーのエンジン開発、その背景と意義…プジョーキーマンに聞く

自動車 ビジネス 企業動向
プジョーエンジン開発のトップを務める、クリスティアン・シャペル氏
プジョーエンジン開発のトップを務める、クリスティアン・シャペル氏 全 14 枚 拡大写真

プジョーブランド初のガソリンエンジンが誕生してから、125年。近年は多くのメーカーと共同開発を行うPSAプジョー・シトロエン・グループだが、その一方で、自社開発したピュアテックエンジンも有している。

【画像全14枚】

ピュアテックターボエンジンはワールドエンジンオブザイヤー2015(1.0-1.4リットル部門)で1位を獲得した。すでに国内導入されている『308』に加えて、10月28日デビュー予定の新型『208』にも同エンジンを採用。今後、シトロエンやDSブランドも含めてさらに搭載モデルは増える見込みで、日本市場の主力エンジンとしても拡大予定だという。

共同開発と自社開発、それぞれの背景と意義とは。プジョーエンジン開発のトップを務める、クリスティアン・シャペル氏に聞いた。

----:プジョーエンジン開発の意義は?

クリスティアン・シャペル氏:例えばガソリンエンジンではBMWグループと手を組みましたが、とても興味深い経験でした。プリンスエンジン(共同開発エンジンの名称)の場合、私たちはBMWの技術レベルの高さ、BMW側は私たちの生産台数、生産コストに興味を持っており、手を結んだのです。BMWは個性的で強固な企業文化を持っており、単純な関係ではありませんでしたが、これまで400万機のエンジンを送り出しており、良い勉強になったと思っています。

一方でディーゼルエンジンではフォードとの共同開発を選び、17年になります。こちらはガソリンと立場が逆で、私たちはフォードより経験がありましたが、生産台数はフォードが上回っていました。アメリカ、ドイツ、イギリス、フランスと4カ国の人間が集まったので、最初は文化の違いにショックを受けることもあったのですが、結果的に生産数は3000万機に近く、ウィンウィンの関係だと思っています。

こうした関係があるにもかかわらず、ピュアテックエンジンを自社開発したのには理由があります。BMWは同じ4気筒の2リットルや3リットル直列6気筒など、プリンスエンジンより大きな排気量を欲しており、ディーゼルを含めてモジュラー設計という考え方に移行しました。私たちは逆に、さらに小さな排気量、より良い環境性能のエンジンが欲しかったので、独自開発という道を選んだのです。

プリンスエンジンは今は独自に開発を進めており、今後もしばらくこれを使います。ピュアテックは、2017年施行の新しい欧州規制やチャイナ6と呼ばれる中国規制などのために、第二世代を導入する時期に来ています。現在ターボ付きで110hpと130hpのパワーも150hp程度まで引き上げる予定。さらに中国市場などを見据え、1リットル以下のエンジンも考えるつもりです。

《森口将之》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』など3車種1万台にリコール… 内装材が燃焼基準に不適合
  2. トヨタ、WEC富士でル・マン優勝車や新型スーパーカー『GR GT』を展示 9月25日-27日
  3. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
  4. 三菱『デリカD:5』約2万台にリコール…メーターが表示されない
  5. マツダ『ロードスター』次期型は1000kg級の軽さ追求、BEVも視野に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 「発想が素晴らしい」ヤマハが開発した保育現場向け「電動アシストお散歩カー」が話題に、「補助金回して」の声も
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る