VW、一部メディアの報道に反論…「最新ディーゼルに不正なし」
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これは、ドイツの一部メディアの報道を受けての対応。報道は、「フォルクスワーゲングループが2012年から導入を開始したEA288型ディーゼルエンジンにも、違法なソフトウェアが搭載されている可能性がある」という内容。
10月22日、フォルクスワーゲングループは声明を発表。「欧州向けのユーロ6およびユーロ5基準を満たすEA288型ディーゼルエンジンには、違法ソフトウェアを搭載していない」と明言している。
フォルクスワーゲングループとしては、違法なソフトウェアは、「EA189」型と呼ばれる旧世代ディーゼルエンジンだけに限られるとの従来からの主張を、強調した形。
フォルクスワーゲングループは、「EA288型ディーゼルを積む全ての欧州向け車両が、法的要件と環境基準に適合している」とコメントしている。
《森脇稔》