ハーレーのディーラーが続々リニューアル…ねらいは「ユーザーの満足度向上」

モーターサイクル 企業動向
リニューアルオープンしたハーレーダビッドソン国立。
リニューアルオープンしたハーレーダビッドソン国立。 全 7 枚 拡大写真

全国にあるハーレーダビッドソンの正規ディーラーが、続々とリニューアルしている。岐阜羽島インターから10分ほどに位置するハーレーダビッドソン国立(岐阜県岐阜市西鶉2-44)もまた新しくなった。

創業は1968年。メンテナンスからカスタムまで知り尽くした老舗と言われるだけに、創業当時からの付き合いがあるベテランも足を運び、県内はもとより他県からも常連客が顔を出す。

「ビギナーさんも大歓迎。ハーレーに興味のある人には試乗車を用意しているので、ぜひ一度体験して欲しい」と願っている。

リニューアルの目玉は、拡大し洗練されたショールームはもちろん、ハーレーダビッドソンのグローバル基準に適合し、最新の整備機器を導入したサービスファクトリー“dal BOX+”(ダル・ボックス・ピュー)だ。

6ストール、8台のリフト(サイドカー、トライクも対応)に車検検査ライン、ダイノ製シャーシダイナモを設置。ユーザーに確かなサービス技術を提供する。

こうしてディーラー店舗の見直しが推し進められているが、その目的についてハーレーダビッドソン ジャパンの代表取締役スチュアート・ファレル氏は、こう述べている。

「総合的な販売力向上と、カスタマーにより高質な整備技術とサービスの提供を実現するため」

本場アメリカのディーラーを思わせる巨大な規模と充実のサービスファクトリーで、ユーザーをバックアップしようという狙いだ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る