【スーパー耐久 最終戦】残り5分で大逆転、GTNET ADVAN GT-Rが総合優勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
今季初の総合優勝を飾った、No.1GTNET ADVAN GT-R
今季初の総合優勝を飾った、No.1GTNET ADVAN GT-R 全 18 枚 拡大写真

2015年のスーパー耐久最終戦鈴鹿の決勝が25日に行われ、No.1GTNET ADVAN GT-R(GAMISAN/星野一樹/吉田広樹組)が今季初の総合優勝を飾った。

今回は全クラス混合の3時間耐久レースで行われた決勝レース。序盤からST-Xを中心に波乱の展開となる。ポールポジションスタートだったNo.8ARN AMG SLS GT3もトラブルでガレージへ。序盤からレースをリードしていたNo.24スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが左リアタイヤをバースト。すぐにピットに戻って緊急修復するが、スタートから30分が経過したところで再びバーストに見舞われてしまう。これにより左リアフェンダーのパーツがコース上に散乱。破片回収のためセーフティカーが導入された。2台とも修復を済ませ戦列に戻るが、大きく後退を余儀なくされてしまった。

セーフティカーがピットに戻りレースが再開されると、今度はST-4クラスでトップ争いをしていた2台が130Rでクラッシュ。2台ともマシンが大きく破損し一部コースをはみ出す形でストップ。2度目のセーフティカーが導入されることになった。

総合トップ争いはNo.16REAF REAL ESTEAT K;;Va BMWとNo.1GTNET ADVAN GT-Rの争いに。中盤は16号車BMWが先行するが、2時間を経過したところで、またしても後方でアクシデントが発生。3度目のセーフティカーが導入される。これで16号車と1号車の間隔が一気に狭まり、残り20分に再開。最後の最後で接近戦のスプリント勝負が展開された。先行する16号車の阿部翼が他クラス車との混走を巧みに使って逃げていくが1号車の吉田広樹が最後まで諦めず猛追。ついに残り5分というところで逆転に成功。そのまま今季初となるトップチェッカーを受けた。2位には16号車BMW、3位にはすでに今季のチャンピオンを決めているNo.3 ENDLESS ADVAN BMWが続いた。

ST-2クラスはクラスチャンピオンを決めているNo.59 DAMD MOTUL ED WRX STIが優勝。ST-3クラスはNo.39 SARD Racing RC350がポール・トゥ・ウィンで今季初優勝を飾った。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る