【全日本MX 最終戦】スズキ、小島庸平がIA1クラス初の年間チャンピオンを獲得

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
小島庸平(スズキ)
小島庸平(スズキ) 全 1 枚 拡大写真

全日本モトクロスの第10戦(最終戦)が10月25日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、小島庸平(スズキ)のIA1クラス初の年間チャンピオン獲得が決定した。

グランプリ格式で行われる同大会には、トレイ・カナード(ホンダ)やクーパー・ウェブ(ヤマハ)、ロマン・フェーヴル(ヤマハ)ら、海外のトップライダーも数多く参戦。多数の観客が詰めかけた。

小島庸平と熱田孝高(スズキ)が僅か5ポイント差のランキング1-2位で迎えた最終戦。注目のIA1クラスは熱田が7-6位の総合6位で逆転タイトルに執念を見せる。その一方で、最高峰クラス初タイトルの重圧を撥ねのけ6-11位の総合9位でまとめた小島が、僅か1ポイント差でランキングトップの座を守りきり、念願の初タイトルを獲得した。

最高峰クラスでのチャンピオン獲得は、スズキにとって2010年に熱田が獲得して以来。5年振りの栄冠を小島がスズキにもたらした。熱田はランキング2位で、スズキが国内最高峰クラスでワンツーを達成したのは、1971年の上野広一、吉村太一以来。実に44年振りの快挙となった。

なお、最終戦の総合優勝は今シーズン、AMAスーパークロスで活躍したトレイ・カナードが獲得した。

■IA1(ヒート1)
1位:クーパー・ウェブ(ヤマハ)
2位:トレイ・カナード(ホンダ)
3位:ロマン・フェーヴル(ヤマハ)
4位:成田亮(ホンダ)
5位:小方誠(ホンダ)
6位:小島庸平(スズキ)

■IA1(ヒート2)
1位:トレイ・カナード(ホンダ)
2位:ロマン・フェーヴル(ヤマハ)
3位:クーパー・ウェブ(ヤマハ)
4位:成田亮(ホンダ)
5位:小方誠(ホンダ)
6位:熱田孝高(スズキ)

■ポイントスタンディング
1位:小島庸平(スズキ)384P
2位:熱田孝高(スズキ)383P
3位:成田亮(ホンダ)376P
4位:小方誠(ホンダ)359P
5位:新井宏彰(カワサキ)346P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る