三菱自動車は10月27日、2015年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高1兆0698億円(前年同期比+3.4%)、営業利益は584億円(-6.8%)、経常利益は585億円(-20.4%)、四半期純利益は521億円(-14.5%)だった。
第2四半期累計期間の販売台数は52万1000台と前年同期並みとなった。国内では、市場環境が厳しい軽自動車が不振で、4万6000台(-19%)と減少。しかし海外市場では、北米が6万9000台(+22%)、中東・アフリカ、豪州などのその他地域が1万5000台(+11%)と販売台数を伸ばし、国内の落ち込みをカバーした。
収益面では、コスト低減努力などのプラス影響があったが、研究開発費や市場措置費用の増加などにより、営業利益は6.8%の減益となった。
通期連結業績見通しは、第2四半期累計期間の実績、直近の経済状況や市場動向等を踏まえ、販売台数を下方修正。前回予測より4万7000台少ない105万3000台とした。