【東京モーターショー15】カーナビでも受信できるV-Lowマルチメディア放送…アマネク・テレマティクスデザイン

自動車 テクノロジー ネット
アマネク・テレマティクスデザイン
アマネク・テレマティクスデザイン 全 4 枚 拡大写真

「Smart Mobility City」TOKYO FMブースでは、アマネク・テレマティクスデザインが日本初のモビリティ向けV-Lowマルチメディア放送局「Amanekチャンネル」のデモを実施していた。カーナビの「あまちゃんニュースセレクト」ボタンをタップすることで、「Amanekチャンネル」による音声ニュースが流れる。その声はTTS(Text To Speech)により生成された自動音声だ。

V-Lowマルチメディア放送では、日本を7つのブロックに分けており、ブロックごとに放送内容を変えたり、さらにエリアを細かくすることお可能だ。「Amanekチャンネル」では、ブロックの放送はキャスターが行うが、エリアに特化した交通情報や気象情報などは自動音声で行われる。

カーナビで放送を聞くには、V-Lowマルチメディア放送に対応している必要があるが、ワンセグ放送に対応しているカーナビであれば受信することは可能だという。あとはV-Lowマルチメディア放送を聞くためのアプリをカーナビメーカーが用意する必要があるため、メーカーにアプローチしてきたそうだ。放送は2016年3月に福岡、東京、大阪で開始される予定。

放送を聞いているときに気になる情報があったら、その場でカーナビの画面をタッチすることでスマートフォンのアプリ「アマネクリップ」に情報が送られる。アプリのインストールが必須となるが、これにより必要な情報を後でゆっくり読むことができる。担当者によれば「車載器は2016年の秋までにはリリースしたい」とのことで、同社では2020年までに500万リスナーを目指すという。

ブースではこれらのデモを体験できるほか、11月5日には同社の今井CEO、庄司CMOによるカンファレンスが会場内で開催される予定だ。

《吉澤 亨史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る