【東京モータショー15】技術・ノウハウ結集し、ADAS時代を主導する…パイオニア

自動車 ニューモデル モーターショー
パイオニアブース(東京モータショー15)
パイオニアブース(東京モータショー15) 全 23 枚 拡大写真

東京モータショーの事業者展示「Smart Mobility City」にブースを出したパイオニアでは、“In-Vehicle Context Awareness”を実現するHMI(Human Machine Interface)テクノロジーを体験できるシミュレーターが目を引いた。この技術は近い未来、ドライバーの趣味嗜好や生活パターンから先読みして、最適な情報を最適な場所に最適なタイミングで表示するというものだ。

【画像全23枚】

ドライバーが車に乗り込むと誰なのかを認識し、行動履歴から複数の目的地を提示してくれる。メーターパネルとセンターコンソールに液晶ディスプレイが搭載され、ハンドルの内側、右手の親指を伸ばしやすい位置にトラックパッドを装備する。

トラックパッドは通常フラットになっているが、行き先の選択などの際には候補に合わせて盛り上がり、ボタンが形成する(アクティブFeely)。5m先に投影するというレーザーHUDは輝度が高くて見やすく、速度などの基本情報のほかナビゲーション情報や、障害物に隠れた歩行者なども表示してくれる。

また、腕に脈拍センサーをつけることで心拍数の変化を読み取り、眠気や緊張状態を計測、それに応じて適切なアロマの香りを噴出することもできる。

ブースでは、それぞれの構成技術を紹介。周囲の状況を把握するためのセンシングシステム「LiDAR(ライダー)」は、車両の四隅に設置することで車の周囲を把握する。新たなデジタル波形信号処理により、従来は難しかった遠方の物体や黒い物体の検出、雨や雪でも高精度のセンシングを実現する。

レーザーHUDは、RGBレーザー光源によって5m以上先の空間に高輝度、高コントラストの情報を表示する。表示エリア全体が透明なので、昼夜ともに運転の邪魔になりにくい。明るさの調整はマニュアル、オートで可能だ。

さらに、透過型ハイマウントストップランプを参考出品。これは有機ELを使用したもので、後方に向けてのみ発光する。ドライバーからは透明なままなので後方視界を確保できる。今後の展開は不明としながらも、曲面形状にできるという特長から、車両の外装部に使用することで車内からの視界を確保しながら、他の車両や歩行者に対して自車の存在をアピールできる展示をしていた。

《吉澤 亨史》

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