【東京モーターショー15】グランツーリスモ6 をよりリアルに遊べる…新型シミュレーター登場

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日産ブースのグランツーリスモ体験コーナー(東京モーターショー15)
日産ブースのグランツーリスモ体験コーナー(東京モーターショー15) 全 16 枚 拡大写真

28日に開幕した「第44回東京モーターショー2015」内に、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステーション3」用ゲームソフト『グランツーリスモ6』でレースを疑似体験できるシミュレーターが設置されている。

【画像全16枚】

今回、日産ブースでは、グランツーリスモ6とのコラボーレーションプロジェクトによって誕生した『コンセプト 2020ビジョングランツーリスモ』を展示。昨年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2014」で初公開され注目を集めたモデルだ。今回の東京モーターショーでは、日本初公開となる。

その隣に置かれているのが、同車両をグランツーリスモ内で体験走行できるシミュレーター。これは現在、日産とグランツーリスモが進めている、ゲームの世界からレーシングドライバーを輩出するプロジェクト「日産GTアカデミー」などでも使用されているものだ。

日産GTアカデミーは、「グランツーリスモ」のトッププレイヤーがプロのドライバーになる育成カリキュラムを受け、実際のレースに参戦するチャンスをつかめるもので、ゲームの世界とリアルな世界を繋ぐ国際的なイベントとして知られている。GTアカデミー出身ドライバーの中にはルマン24時間レースや日本のSUPER GTにも参戦し注目されるルーカス・オルドネス選手などもいる。今年より国内でもGTアカデミーでの育成プロジェクトが始まっており、今後は日本からの“ゲーマー出身レーサー“が誕生する可能性もありそうだ。

日産ブースには彼らが練習でも使用するリアルな設定のシミュレーターが設置されている。実際のレースにおいても使用されるフルバケットシートを採用し、臨場感を演出した。

また中央ゲートを入ってすぐのエリア(会場入口に向かって右手側)には、今年もグランツーリスモブースが出展している。こちらには新開発の体感型シミュレーター「ACSIM-S07F」を使用した体験プレイコーナーが設けられている。

実際にプレイをしたが、これまでのステアリングコントローラーとは違い、7本軸シリンダ制御で実際のレーシングカーそのものの動きが忠実に再現されていることにまず驚かされる。コーナリング時の横Gや加減速時の縦Gは本物そっくり。その他にも縁石に乗った時の挙動の乱れやステアリングの暴れ具合だけでなく、コース路面上の凹凸(バンプ)にも細かく反応するなど、本物のレーシングカーに乗っているかのような感覚を体験することができる。

またコックピット周りも細かな作りになっており、ステアリングは実際のレーシングカーで使われているものを再現した。コントローラー機能をなしているボタンもレーシングカーに採用されているシンプルなデザインに。ペダルはアクセル、ブレーキ、クラッチ(体験プレイではクラッチ不使用)の3ペダルになっており、特にブレーキは硬めに設定されている。

横Gや縦Gは疑似体験ではありながら、しっかり体全体で踏ん張っていないとコーナリング時に適切な操作ができないなど、挙動に対しての反応はシビア。プレイしているのは同じグランツーリスモだが、こちらは“ゲーム“ではなく“本物に近いレース走行”という印象だ。特に同ゲームを長くプレイしてきたファンには堪らないだろう。

グランツーリスモのブースは以前のモーターショーでも設置されていたが、今回はさらに“体感”の要素が追求されている。今までレースの世界は一握りの人しか参加することができないものだったが、疑似体験という形で再現されたリアルな世界に触れることができるのだ。

10月30日より一般公開が始まる東京モーターショー2015。クルマを見るだけでなく、“体験ドライブする”というモーターショーの過ごし方も良いかもしれない。

《吉田 知弘》

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