米国の自動車大手、フォードモーターは10月24日、2015年第3四半期(7‐9月)の決算を公表した。
同社の発表によると、第3四半期の売上高は、381億ドル(約4兆5830億円)。前年同期の349億ドルに対して、9.2%のプラス。
純利益は、19億0900万ドル(約2296億円)。前年同期の8億3500万ドルに対して、およそ2.3倍の大幅な増益となった。
大幅な増益となったのは、地元、北米での新車販売の好調さが要因。収益性の高い主力の大型ピックアップトラック、『F-150』の新型の販売が伸びた。
第3四半期の世界新車販売は149万3000台で、前年同期比は6.9%増。フォードモーターのマーク・フィールズ社長兼CEOは、「第3四半期、素晴らしい結果を残した。利益は第3四半期としては、過去最高」と語っている。