【東京モーターショー15】UDトラックス「スマートロジスティクス実現へ努力惜しまない」
自動車 ニューモデル
モーターショー

村上社長は、ビジョンのひとつの答えとして『Quon(クオン)』を挙げた。Quonは顧客のニーズを精査して開発されたもので、ディーゼル排ガス浄化のために尿素SCRを初めて搭載した商用車でもある。また、燃費の改善とAEBS(先進緊急ブレーキシステム)の標準装備、さらにテレマティクスエンジンも搭載された。
また「Quonが完璧な4つの理由」として、「安全・快適な操作性」「燃費効率向上」「優れた積載性」「輸送品質向上」を挙げる。さらにUDトラックは、先を見越したプロアクティブなサポートと、即座に対応するレスポンシブなサポートを開始するとした。
これらのサポートの充実と高性能な車両によって、一歩先を行く燃費・環境性能、一歩先を行く運転性能と安全性、一歩先を行く稼働率と生産性を実現し、スマートロジスティクスに近づくことができると語る。「Quonは「ESCOT-V」によって誰でも世界一のドライバーになれる」とした。
さらに村上社長はボルボ・トラックについて、フラッグシップである『ボルボFH』も紹介。そして、スマートロジスティクスの実現に向けたシンボルとなる『クオン・ビジョン』およびゼロエミッションを実現する中型クラスの電動実験車両『UDエレクトリック・デモンストレーター』の2台を世界で初めて公開した。
《吉澤 亨史》