新宿ゴールデン街が観光地化、インバウンド需要の新たな可能性

エンターテインメント 話題
本にも登場しているヴィヴィアン佐藤氏(上)と中原昌也氏(下)
本にも登場しているヴィヴィアン佐藤氏(上)と中原昌也氏(下) 全 2 枚 拡大写真

 東京・新宿の紀伊國屋書店で29日、トークイベント「ヴィヴィアン佐藤と中原昌也が語るゴールデン街の楽しみ方」が開催される。開催時間は17時30分から18時30分まで。

 ゴールデン街は古くから作家やアーティストなど、文化人に愛される飲み屋街として人気を集めていた場所。昭和の空気を伝える街並みが今に残され、近年では観光客を中心に、外国人も数多く訪れている。アメリカ発の旅行情報サイト「tripadvisor」の他、海外の旅行ガイド本などでも紹介され、高い人気を集めているようだ。

 イベントはこの街を紹介するガイド本『いまこそ行きたい! 新宿ゴールデン街』の発売を記念したもの。2020年の東京オリンピックに向けて、ゴールデン街は今、観光地としても見直され始めているようだ。寺社仏閣に限らず、日本の古き良き時代を伝える建物や施設には、新たなインバウンド需要を産み出す可能性が秘められているのかもしれない。

 同本の発行人の大森徹哉氏は、ゴールデン街の現状について「昔の雰囲気を今に残す町並みは、外国人にとってクールだと喜ばれているようです。映画のセットのようだという感想も聞いたことがあります」と話している。

 その一方で、「実は新しい店が増えてきているんです」と、変わりつつある街の様子についてもコメント。「若い世代にも魅力的な今どきの店構えも増えてきました。なので、過去と現在という2つの顔を持つゴールデン街の今を、ぜひとも紹介したかった。店だけでなく、客側にも世代交代の流れがあって、OLや若者といった新たな客層も増え始めているようですよ」ということだ。

東京・新宿のゴールデン街が観光地化、インバウンド需要の新たな可能性

《丸田鉄平/H14》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る