ビィ・フォアード、日本財団の中古福祉車両海外寄贈プロジェクトで車両輸出業務を受託

自動車 ビジネス 海外マーケット
日本財団 中古福祉車両海外寄贈プロジェクト
日本財団 中古福祉車両海外寄贈プロジェクト 全 3 枚 拡大写真

中古車輸出のビィ・フォアードは、日本財団と、同財団が行う「中古福祉車両海外寄贈プロジェクト」の海外輸出業務および救急車への改造業務委託に合意した。

日本財団は1994年、福祉車両を日本国内の移送サービスを行う任意団体に寄贈する「福祉車両事業」を開始した。1999年からは支援の対象を任意団体から、社会福祉法人やNPO法人などに拡大。支援内容も車両の寄贈から助成事業へと変更。事業開始から数えて20年目となった2014年には、支援した車両の累計が3万5000台を超えた。

この福祉車両事業から派生し、2007年より始まった中古車両海外寄贈プロジェクトは、日本での役割を終えたものの、まだ使用できる福祉車両を海外に輸出する事業。ペルー、カンボジア、スリランカ、インドネシアへの寄贈実績があり、2012年からミャンマーも加わった。

ビィ・フォアードは今年2月、同財団と2015年度の「中古福祉車両海外寄贈プロジェクト」において、国内で役目を終えた対象車両の回収業務、輸出するまでの保管業務、名義変更などの国内登録の業務委託契約を締結。今回はさらに輸出以降の現地でのマネージメント、通関、改造、陸送などの業務を受託した。

なお、今回の業務委託ではすでに47台の車両を国内で回収。まずは5台をミャンマーへ輸出し、救急車へ改造。その後ミャンマー医師会を通じ、寄贈先のヤンゴン市および保健省の各施設に順次納車する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  2. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  3. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. プロが教える“失敗しない”キャリパー選びと注意点~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る