【東京モーターショー15】エイリアン襲来…!? ホンダのハイブリッド3輪

自動車 ニューモデル モーターショー
ホンダコンセプトモデル NEOWING(東京モーターショー15)
ホンダコンセプトモデル NEOWING(東京モーターショー15) 全 14 枚 拡大写真

いよいよ明日に迫った東京モーターショー一般公開。先行して2日間おこなわれたプレスデーでは、ホンダブースにあるハイブリッド三輪車が注目を集めた。コンセプトモデルとして出展された『NEOWING(ネオ ウイング)』だ。

話題のニュー『NSX』や『シビックタイプR』、最新バイクなどを目当てにたくさんの人が集まるホンダブースの中で、ひときわ異彩を放っている。「なんだコレ…!?」という声とともに、絶えず注目を集めているのだ。

それもそのはず。フロント2輪、リア1輪という車体構成もさることながら、生き物のようなルックスが見るものを惹きつける。

そして近づいて、また驚くのがそのパワーユニット。水平対向4気筒エンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用しているのだ。

もちろん、フロント2輪というのも面白い。前輪に独自のリンク機構とアクチュエーターによるロール制御技術を採用し、未来感とバイク本来のメカニカルな魅力を強調した構成。

大型バイク同等のコーナリングフィールを楽しめるスポーティなリーン走行と安定感を両立させた、これまでにないスポーツハイブリッド三輪車としている。

本田技術研究所 二輪R&Dセンター アドバンスデザイン室の多湖賢司さんは、「より多くの方が開放感とアクティブな走りを楽しめる、将来に向けた新たな価値を提案するコンセプトモデル」と説明してくれた。

デザインも「メカっぽいけど、生き物のようでもある」と、斬新なもので、「力強い直線基調で、パーツの立体的造形、ローフォルムにこだわった」と、多湖さんは言う。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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