【東京モーターショー15】オフロードの走りにこだわり…ホンダ アフリカツイン 新型

モーターサイクル 新型車
ホンダCRF1000L Africa Twin(東京モーターショー15)
ホンダCRF1000L Africa Twin(東京モーターショー15) 全 14 枚 拡大写真

昨秋のEICMA イタリア・ミラノショー(国際モーターサイクルショー)で初公開され、瞬く間に世界中のバイクファンの間で注目の的となった『CRF1000L Africa Twin』が、東京モーターショー15のホンダブースで本邦初公開されている。

「広大な大地を走り抜け、様々な場所に行くことを可能とする夢の実現」を開発コンセプトとし、オフロードでの走行を可能としながら日常の使い勝手の良さも追求した大型アドベンチャーモデル。

新開発の1リットルエンジンは、コンパクトな直列2気筒270度クランクによる抜群のトラクション性能を持ち、軽量なセミダブルクレードルフレームの採用によってオフロードでの優れた走行性能とオンロードでの軽快感と安定感を兼ね備えたハンドリングを実現。

さらに、ABS、ホンダ セレクタブルトルクコントロールを標準装備するほか、コントロール性能を向上させたデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)を搭載したモデルもタイプ設定している。

開発テストを担当した本田技術研究所 二輪R&Dセンターの工藤哲也氏は「オフロードでの走りにもこだわった」という。

「道さえあれば、どこまでも走れる走破性。従来の大型アドベンチャーモデルでは、入っていくのを躊躇ってしまうようなダートも、アフリカツインなら行けます」(工藤氏)。

1000という排気量を選んだのは、重量とパワーのバランスがベストだと考えたから。

車体色は、ダカールラリー参戦マシン『CRF450 RALLY』のイメージを踏襲したCRFカラーをはじめ、トリコロール、シルバーの設定を予定している。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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