ハロウィン に「ホラーカー」、英国に出現…正体はまさかの日本車

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
英ワランティ・ダイレクト社が製作したハロウィン・ホラーカー
英ワランティ・ダイレクト社が製作したハロウィン・ホラーカー 全 1 枚 拡大写真

10月31日はハロウィン。英国では、これに合わせて、「ハロウィン・ホラーカー」が登場した。

これは10月29日、ワランティ・ダイレクト(Warranty Direct)社が発表したもの。同社は、英国の自動車保険会社。新車保証の延長サービスも提供しており、自動車メーカーの新車保証が切れた後、一定の料金を支払うことで、最大12年間の保証が受けられる。

そんなワランティ・ダイレクト社が製作したのが、ハロウィン・ホラーカー。同社の顧客から得られた5万件のデータを基に、英国で最も故障の多い車から集めた部品で、1台の車を作り上げたという。

6台の車の寄せ集めパーツで製作されたホラーカー、そのうちの5台は、日本車から外された部品。エンジンは、2007年以降の三菱『アウトランダー』、アクスルとサスペンションは2005年以降のマツダ『プレマシー』、ブレーキは2005年以降のマツダ『ロードスター』のものを使用。

さらに、エアコンは、2007年以降のホンダ『CR-V』、電装品は、2005年以降のレクサス『GS』から、外して装着。7台の中で唯一、日本車以外の1台が、GMのシボレー『タクマ』で、トランスミッションとステアリングシステムを流用。フロントノーズは三菱アウトランダー、リアエンドはマツダ プレマシーとなっているのも見て取れる。

ワランティ・ダイレクト社によると、これらの最も故障が多い車の平均修理費用は、1回あたり487ポンド(約9万円)。同社は、「ハロウィン・ホラーカーのような車を所有しているオーナーは、常に悪夢に悩まされるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る