【東京モーターショー15】「ヤマハ」ならでは、バイクや電動自転車が楽器と融合

自動車 ニューモデル モーターショー
√(ルート)、東京モーターショー15
√(ルート)、東京モーターショー15 全 6 枚 拡大写真
モーターサイクルなどのモビリティを手がけるヤマハ発動機。その一方でヤマハは、楽器メーカーという顔も持っている。

ヤマハブースは、ヤマハ製品が互いに共鳴し合い、またモビリティと楽器が結び合いながら一つの楽曲としてまとまるオーケストラホールをイメージ。ブースいっぱいに響き渡る、ヤマハブランドならではの「ひろがるモビリティの世界」が楽しめる。

シートからタンク上まで流れるようなフォルムは馬をモチーフにしたもの。モーターサイクル『√(ルート)』は、人と自然と乗り物の一体感を目指した。ライダーの目前から計器類を排除したことで、視線の先が風景と一体となるという。

電動アシスト自転車『O±O(ゼロプラスマイナスゼロ)』は、充電スタンドに設置し、自らペダルを漕いで充電する。充電した電気を家族とシェアし、電池を持ち出し電気で動く楽器や機器を楽しむ。そうした電気とポジティブに向き合うライフスタイルをアシストする。

『RAIJIN(God of the Thunder)』と名付けられたドラムスは、既存のメソッドを超え人間の表現欲を満たす理想的な構造を探求したという。

ドラム楽器の中で暴れまわるように演奏できる球体は、演奏者を中心に噴出するエナジー。増幅する音世界を視覚化した。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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