【東京モーターショー15】音色を奏でそうなバイク、ヤマハ レゾネーター125

自動車 ニューモデル モーターショー
ヤマハResonator125(東京モーターショー15)
ヤマハResonator125(東京モーターショー15) 全 10 枚 拡大写真

ヤマハブースにある参考出展車/試作車『Resonator125(レゾネーター)』が面白い。音楽のヤマハを原点に持つヤマハだけに、楽器製造のクラフトマンシップが融合しているのだ。

軽量・スリム・コンパクトな車体に、125ccの空冷シングルエンジンを搭載。シルエットや車体構成は、どちらかといえばオーソドックスだが、各パーツの素材が注目に値する。

タンクサイドとリアカウルには、ギターやピアノ製造技術で培われた天然木を用いた化粧パネルを採用し、マフラーやタンクキャップには管楽器の匠の技である彫刻(エングレービング)を施した。バイクの枠を超えた高級感も漂うほどで、いまにも音色を奏でそうだ。

また、乗っているときも乗っていないときもシームレスで楽しみがつながるスマホ多機能メーターをはじめ、リフレクターではなく、LED素子を集積させたバルブで配光性能を満たす新世代ヘッドランプなど、装備面も先進的。

ヤマハブランドならではの感性と質感で、若者のインスピレーションを刺激し、「バイクと共にあるライフスタイル」を提案するオーセンティックスポーツのコンセプトモデルとなっている。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る