【東京モーターショー15】「ポルシェで最も俊敏なSUV」マカン GTS

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ポルシェ マカンGTS(東京モーターショー15)
ポルシェ マカンGTS(東京モーターショー15) 全 8 枚 拡大写真

ポルシェは東京モーターショー15において、『マカンGTS』をワールドプレミアした。このGTSという名称は、ポルシェの最初のレーシングカーに与えられたものだ。

そう話すのはポルシェAGディレクターのDr.エアハルト・メスレ氏だ。そして、「GTSの3文字を冠することを誇りに思っており、このマカンにはその価値がある。GTSは、このマカンがクラスにおける真のスポーツカーであることを疑いの余地なく証明しているからだ」とコメント。1964年に『904GTS』に採用されて以来、半世紀以上の歴史を誇るのがGTSの名称だ。そして、マカンGTSの発表によって、すべてのポルシェモデルに GTSバージョンが出揃ったことになる。

マカンSとマカンターボの中間の位置付けとなるマカンGTSは、3リットルツインターボV6エンジンを搭載し、360馬力を発揮。このパワーは、ツインクラッチギアボックスである PD Kを介して四輪すべてに伝達され、また、新型スポーツエグゾーストシステムは、「それにふさわしいサウンドを響かせている」とメスレ氏はいう。

パワー増強に伴い、ブレーキも見直された。そしてポルシェアクティブサスペンションマネジメントは、車高が15ミリ低く更にスポーティーなセッティングとなるが、「このセッティングでも快適な乗り心地は損なわれていない」と強調。そのうえで、「これまでのポルシェで最も俊敏なSUVとなっている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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