スズキ鈴木社長、最高益更新も「インドがあることで救われている」
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インドネシアの落ち込みで二輪事業の赤字が拡大したほか、軽自動車増税の影響で国内の売り上げも減少したが、主力インド市場で二輪、四輪とも好調に推移したことが貢献した。
スズキの鈴木俊宏社長は同日、都内で開いた決算会見で「二輪車や、中国、ASEANなど非常に状況が悪い中で、インドがあるということで救われている部分がある」と決算を総括した。
その上で「インド一本足打法と言われているが、インドをいかにもっと強くしていくかということにも取り組まなければいけないが、それに隠れている地域、国の体質をどうやって強化していくかということも、それぞれの担当者含めて、営業だけでなく、技術陣や生産技術も含めて、本当にやっていかなければいけないと思っている。土台作りをチームスズキでやっていきたい」と強調した。
《小松哲也》