DeNAの個人間カーシェア“Anyca”、月間2万5000円の維持費低減に寄与

自動車 ビジネス 国内マーケット
Anyca ユーザーミーティングの様子
Anyca ユーザーミーティングの様子 全 4 枚 拡大写真

DeNAは、個人間カーシェアサービス”Anyca(エニカ)”のユーザーミーティングを渋谷ヒカリエ内の本社で行なった。イベントにはオーナー(貸し手)およびユーザー(借り手)の計50名が参加した。

【画像全4枚】

Anycaは2015年5月に発足した同社のオートモーティブ事業部よりリリースされたサービス。現在、国内外の乗用車をはじめ、旧車やスポーツカー、痛車まで、東京都を中心に200台以上が利用可能な車両として登録されている。

イベントに参加したオーナー達からは「あまり期待していない部分もあったが、思っていたよりも利用があって嬉しかった」という声や「車両返却の際、ユーザーの方からお土産を頂いたりするなど、新たな交流が生まれるきっかけとなった」という声が聞かれた。また、借り手であるユーザーからは「レンタカーよりもコストメリットがある」や「普段乗ることのできない車両に乗ることができる」という利点が語られた。

Anyca事業責任者の大見周平氏は「全国6000万台の自家用車があるのに対し、その稼働率は3-5%程度。一方で、クルマの年間維持費は都内であれば50万円程度は掛かる」と話す。しかし、「Anycaに登録し、利用のあったオーナーは、平均して月に2万5000円程度の収入があった」とこれまでの実績を説明、「Anycaを通じて人とクルマの関係をもっと気軽で楽しいものにしたい」と今後の展望を語った。

一方課題もある。Anycaを通じてカーシェアを行う際、利用者は東京海上日動火災保険による1日自動車保険に加入しなければならない。補償内容には借用車における復旧費用(いわゆる車両保険)も含まれているが、その支払限度額が300万円となっているため、国産高級車や輸入車のオーナーは、貸出しを行いづらいという側面がある。ただ、こうした課題についても大見氏は「安心で安全なカーシェアをサポートすべく、できること全てを対応する予定」と意欲的だ。保険会社との折衝も「継続的に行なっていく」と述べる。

イベントでは新たな取り組みである「Anycaアンバサダープログラム」も紹介された。アンバサダーになることで、オーナー発のユーザー獲得プロモーションを行なったり、新規オーナーの獲得キャンペーンに参加できたりする。

Anycaでは、今後も様々な取り組みを行うことで、サービスの改善および拡大を図るという。

《瓜生洋明》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. フルサイズピックアップトラック『RAM 1500 Limited』が2027年日本導入へ、470馬力ジープも
  2. ゴルフカート「ROYALCOACH」、仕様を変更…シートファン廃止・フットクーラー採用
  3. ホンダ、カブトと共同開発のフルフェイスヘルメット『KF-2F』発表…EICMA 2026
  4. トヨタ『ランドクルーザー250』にクローラー装着、「スノーハンター」登場…SEMA 2026
  5. 新型アドベンチャースクーター、ヤマハ『RW』世界初登場…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「事故死ゼロ」と「移動の自由」の両立へ…トヨタとホンダが「ITS世界会議」で示した次世代技術
  2. 「Sim-to-Real」って何? AIを動かす実装技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 3】
  3. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  4. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  5. 「E2E AI」って何? 自動運転を支える技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 4】
ランキングをもっと見る