職場で野球賭博関与112人、JR東日本とグループ会社

鉄道 企業動向

東日本旅客鉄道は5日、社員ら112人が野球賭博に関わっていたことを明らかにした。今後、社内規則に基づき厳正に対処するという。野球賭博に関わっていたのは、いずれも福島県にある郡山総合車両センターの社員と同センターで働くグループ会社の社員。

1口500円で高校野球の優勝校を予想するという方法で、春(選抜高等学校野球大会)に13万2500円、夏(全国高等学校野球選手権大会)に17万3500円を集めた。少なくとも、今年の春に66人、夏に82人が関与した。過去にどの程度行われていたかは明らかになっていない。

賭博には取りまとめ役が存在し、大会の組み合わせが決まると、手待ち時間や休憩時間を使って、更衣室や喫煙室、詰所などで声をかけ参加者を募った。その上で参加者とそれぞれの口数を書いた一覧表を作成し、それをもとに決勝戦終了後に配当を行った。掛け金は全額、参加者で分配したという。

先月末から社員らが賭博に関わっているという問い合わせを受け、関係する社員とグループ社員606人すべてを対象に同社が聞き取り調査を行い、その結果わかった。

《中島みなみ》

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