自動車メーカー各社、タカタ製エアバッグ部品の取り扱い巡り方針表明相次ぐ

自動車 ビジネス 企業動向
富士重工業 吉永泰之 社長
富士重工業 吉永泰之 社長 全 3 枚 拡大写真

米高速道路交通安全局(NHTSA)がタカタに対し、エアバッグを膨らませるインフレーターのガス発生剤に硝酸アンモニウムの使用をやめるよう命じたことを受け、11月5日に都内で開かれた自動車メーカー各社の決算発表会では前日のホンダに続いて各社から方針表明が相次いだ。

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富士重工業の吉永泰之社長は、「今後発売する新型車については、タカタ製のインフレ―ターを使用しない方向で検討している」と述べた。

またリコール対象となっているタカタ製エアバッグ部品を採用した車両に関しては「日本では助手席のエアバックの機能を止めて代替品が入ってくるまでお客様に待って頂いている。ただ硝酸アンモニウムが入っているタカタ製の代替品が入ってくるまでに相当時間がかかっていて、お客様にいつ変えられるのかを言えない状態になっている。既存車種についてもタカタ製とは別のものに変えることも検討している」ことも明かした。

一方、トヨタ自動車の早川茂取締役専務役員は「一刻も早い真相究明に向けて徹底的な調査を今、継続している。今後もお客様の安全、安心を第一に対応をしていく。エアバッグのインフレーターについては生産中、開発中のモデルを問わずにより良いものを採用していきたいと考えている」と述べるにとどめ、具体的な調達方法や硝酸アンモニウムに代わるガス発生剤に関しては言及しなかった。

またマツダの丸本明副社長は「開発車については硝酸アンモニウムを使ったインフレ―ターは採用しない方向で開発を今進めている」としながらも、「硝酸アンモニウムを使わない代替品で安全性、耐久性が確保されるものであれば是々非々で考えていきたいというのが現時点での考え」と述べ、安全性に問題がなければタカタ製を使う可能性があることも示唆した。

《小松哲也》

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