VWのデザイントップ、ワルター・デ・シルバ氏が退職へ
自動車 ビジネス
企業動向

ワルター・デ・シルバ氏は1951年、イタリアに生まれ、現在64歳。1972年、フィアットでデザイナーとしての仕事を開始。1986年には、アルファロメオに異動し、1998年までデザイントップを務めた。1997年には、アルファロメオ『156』のデザインを担当。
1998年、フォルクスワーゲングループ傘下のセアトのデザイントップに就任。2002年には、アウディに異動。6世代目の『A6』をはじめ、『A5クーペ』のデザインを手がけた。
2007年には、フォルクスワーゲングループのデザイントップに就任。グループの全ブランドのデザインを統括する立場にあった。
11月末をもって、ワルター・デ・シルバ氏は、フォルクスワーゲングループを退職。その後も相談役として、フォルクスワーゲングループに助言を行うとしている。
《森脇稔》