ユタカ技研は11月6日、2015年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は795億2300万円(前年同期比+16.2%)、営業利益は66億8600万円(+8.6%)、税引前利益は65億6700万円(+1.9%)、四半期利益は45億3100万円(-5.2%)だった。
国内市場における顧客からの受注減少や車種構成差等による影響があったものの、主に海外市場における顧客からの受注増加に加え、為替相場が円安基調で推移しており、14.2%の売上増。営業利益は3.7%の増益を確保した。最終利益については、為替差益の減少や税金費用の増加により5.2%の減益となった。
通期業績見通しについては、海外における受注増加や円安効果を織り込み上方修正。売上高は1670億円(前回予測比70億円増)、営業利益129億円(同9億円増)、税引前利益128億円(同8億円増)、四半期利益88億円(同3億円増)とした。