住友ゴム、海外タイヤ事業増収で売上高が過去最高…2015年1-9月期決算

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耐摩耗マックストレッドゴム搭載タイヤ(コンセプトタイヤ)
耐摩耗マックストレッドゴム搭載タイヤ(コンセプトタイヤ) 全 1 枚 拡大写真

住友ゴム工業が発表した2015年1-9月期連結決算は、経常利益が前年同期比15.6%減の435億5900万円と減益となった。

売上高は、海外タイヤ事業が伸びたことなどから、同2.5%増の5900億5700万円と過去最高だった。

国内市販用タイヤは販売数量、売上げともに減少した。国内新車用タイヤは自動車生産台数の減少で、販売数量、売上げとも減少した。

海外市販用タイヤは米国で販売数量が大幅に増加、為替の円安効果もあって増収となった。海外新車用タイヤも米国での納入拡大、タイでは納入車種の販売が増加したが、中国、インドネシアが低調で全体の販売数量は減少したが、為替の円安効果で増収となった。

営業利益は、原材料価格上昇の増益効果があったものの、価格下落や数量・モデルミックス悪化、固定費下落などの減益効果から、同13.4%減の425億0300万円と減益となった。純利益は、グッドイヤーとの提携解消に伴う繰延税金資産の計上で法人税が減少したことなどから、同22.1%増の387億2900万円と増益だった。

通期業績見通しは修正した。売上高は前回予想より500億円マイナスの8500億円、営業利益が120億円減の780億円、純利益は30億円増の580億円を予想する。

《レスポンス編集部》

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