【新聞ウォッチ】RJCカーオブザイヤーにスズキ「アルトシリーズ」を選出

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2015年11月11日付

●MRJきょう初飛行(読売・10面)

●仏「日産・ルノー合併望まず」海外メディア報道提携維持を支持(読売・10面)

●さよならベータ、ソニー家庭用3月出荷終了(読売・10面)

●VW金券配布「訴訟封じ」との批判も、排ガス不正で米所有者に(朝日・6面)

●「今年の車」アルトシリーズ(朝日・9面)

●五郎丸ポーズ、火花・爆買い流行語ノミネート(朝日・37面)

●「リーフ」走行距離2割増(産経・10面)

●東名の車めがけ生卵300個、ガラス破損など被害41台、容疑で兄弟逮捕(産経・28面)

●インド新車販売20%増、10月32万台、3年ぶり水準(日経・9面)

ひとくちコメント

「爆買い」、「五郎丸ポーズ」など、年末恒例の「新語・流行語大賞」にノミネートされた50語が発表されるなど、2015年を総括する話題が紙面を飾るようになってきた。

自動車関連でも自動車評論家らで組織する日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が、ことしの「RJCカーオブザイヤー」を選考し、スズキの軽自動車『アルト』シリーズを選出したそうだ。

きょうの各紙が報じているが、スズキのRJC受賞は2年連続で、6回目だという。

受賞の理由は「車体軽量化で実現した燃費性能の高さや優れた運転性能が評価された」としている。アルトは、燃費がガソリン車として最高の燃料1リットル当たり37kmを達成。シリーズにはスポーツモデル「ターボRS」や丸みを帯びたデザインの『アルト ラパン』とバリエーションが豊富であることも評価が高かったという。

ちなみに、次点はマツダのスポーツカー『ロードスター』で、ホンダの『S660』も最終選考まで話題になっていたそうだ。「下流老人」なども話題になるなど、時代を反映してか、どうも自動車評論家の緒先生の目には、セレブ感覚の「走る歓び」よりも「庶民の足」のほうがお好みのようである。

《福田俊之》

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