メルセデス・ベンツ日本はメルセデスのシティコンパクト、スマート『forfour(フォーフォー)』を発表、2016年1月に発売を予定する。
新型フォーフォーは、パリモーターショー14で新型『fortwo(フォーツー)』と同時にワールドプレミア。フォーツー同様、車台は新型ルノー『トゥインゴ』と共用、駆動方式もRRレイアウトを受け継いでいる。
スマートの特徴である取り回しの良さは高レベルを維持しており、最小回転半径は4.1m。最小回転半径を小さく出来たのは、RRレイアウトによりステアリングを内輪35度まで切ることができるのと、フロントのタイヤ幅がリアのタイヤ幅よりも狭くなっているため。
リアに置かれるエンジンは新型トゥインゴと共通で、2種類の直列3気筒ガソリンエンジンを設定。日本仕様の場合、自然吸気版の排気量999ccで、最大出力71ps、最大トルク9.3kgmを発生する。トランスミッションは、6速デュアルクラッチを新開発。
新型のフロントマスクは、新世代スマート車を主張するデザイン。ボディサイズは、全長3490mm×全幅1660mm×全高1550mm、ホイールベース2494mm。新型フォーツー(全長2690mm×全幅1660mm×全高1550mm、ホイールベース1873mm)と比較すると、全長が800mm長く、ホイールベースは620mm延長された。
価格は209万円からを予定。