排ガスサンプリング調査「今年度中に」 ディーゼル乗用車で石井国交相

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石井啓一国土交通相は11月13日の閣議後会見で、フォルクスワーゲンの排ガス不正問題を受けた国内でのサンプリング調査を今年度中に実施する考えを示した。

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ドイツ運輸省がフォルクスワーゲン以外の車両で同様の不正があった可能性があると指摘していることについて、石井国交相は「一部の車種で高濃度の窒素酸化物が検出されたと発表したようだが、車種等は公表されていないので、ドイツ運輸省に対し情報収集をしているところだ」と述べた。

日本国内で同様の疑いがないかについて国交相は「国内で販売されているディーゼル乗用車のうち8車種を選定し、実走行時の排ガスのサンプリング調査等を今年度中に実施することにしており、この調査結果や各国の対応状況を踏まえ、必要な対策を講じていきたい」と述べた。

《レスポンス編集部》

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