グーグルの自動運転車、警察から事情聴取…速度が遅すぎる

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グーグルが自社開発した自動運転車の最新プロトタイプ
グーグルが自社開発した自動運転車の最新プロトタイプ 全 2 枚 拡大写真

グーグル(Google)が、早期の実用化を目指して開発を進めている自動運転車(ロボットカー)。同車が公道テスト中、警察官に事情聴取を受けたことが分かった。

これは11月12日、米国カリフォルニア州のマウンテンビュー市警察が公式ブログで明らかにしたもの。「グーグルの自動運転車に停止を求め、エンジニアから事情聴取した」と公表している。

同警察によると、パトロール中の警察官が、制限速度56km/hの公道を38km/hで走行するグーグルの自動運転車を発見。渋滞の原因になっていたため、路肩に停止するよう求めたという。

そして警察官は、グーグルのエンジニアに対して、「各道路で、どのように走行速度を設定しているのか」について、事情聴取。エンジニアは、「カリフォルニア州車両法の近隣電気自動車規定に従って走行しているため、最高速を40km/hに制限している」と答えたとのこと。

なお、マウンテンビュー市警察は、今回の件を合法と判断し、違反に問うことはなかった。同警察は、「自動運転のテスト車両が公道での安全走行を確保するために、グーグルの担当者と定期的に面会していく」とコメントしている。

《森脇稔》

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