当て逃げ事故を起こした直後に廃車を依頼していた男を逮捕

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9月下旬、東京都江東区内の都道で信号待ちのクルマに追突する事故を起こし、運転者を負傷させたにもかかわらず逃走したとして、警視庁は12日、40歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。事故直後に車両を廃車処分にしていたという。

警視庁・城東署によると、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕された千葉県市川市内に在住する40歳の男は、2015年9月22日の午前6時20分ごろ、江東区亀戸3丁目付近の都道(片側2車線の直線区間)で軽乗用車を運転。前方で信号待ちをしていたクルマに追突する事故を起こし、運転していた28歳の男性に軽傷を負わせたにもかかわらず、現場から逃走した疑いがもたれている。

現場近くには交番があり、男は相手に対して「クルマ移動させ、近くの交番に行きましょう」と呼びかけ、男性がクルマを移動させようとした際に逃走したという。男が乗っていたクルマのナンバーを男性が記憶していたことから特定につながった。

男は事故から約2時間後、レッカー業者に対して事故を起こした車両の廃車手続きを依頼。証拠隠滅を図っていた疑いもあり、警察では男を厳しく追及するとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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