VW のCO2不正、ガソリン車は ゴルフ や ポロ が対象に

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲン ゴルフ
フォルクスワーゲン ゴルフ 全 3 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループが排ガス中のNOX(窒素酸化物)だけでなく、CO2(二酸化炭素)でも、実際の排出量よりも低く見せる不正を行っていた問題。この問題に該当するフォルクスワーゲン乗用車ブランドの具体的車種名が判明した。

これは11月13日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。CO2問題の最新の調査結果を公表し、「フォルクスワーゲン乗用車ブランドの最新2016年モデル12車種が対象になる」と発表している。

新たに発覚したCO2問題では、NOXがディーゼルエンジンだけの問題だったのに対して、ガソリンエンジンも対象に。そのガソリンエンジン搭載車の車名は、日本でもお馴染みの車ばかり。

12車種のうち、ガソリンエンジン搭載の対象車があるのは、『ポロ』『ゴルフ』『パサートヴァリアント』『ジェッタ』。ポロは1.0リットル直列3気筒TSI(最大出力95ps)のDSG、ゴルフは気筒休止機能の付いた1.4リットル直列4気筒TSI(最大出力150ps)のMTおよびDSG。2.0リットル直列4気筒TSIでは、「ゴルフGTI」(最大出力220ps)のMTおよびDSG、「ゴルフR」(最大出力300ps)のMTおよびDSG。

パサートヴァリアントは、気筒休止機能の付いた1.4リットル直列4気筒TSI(最大出力150ps)のMT、2.0リットル直列4気筒TSI(最大出力220ps)のMTおよびDSGが該当する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る