近畿日本ツーリストが「道の駅元気プロジェクト」…異業種とコンソーシアムを組織

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富津館山道路「道の駅富楽里とみやま」(ハイウェイオアシス富楽里)(5月2日)
富津館山道路「道の駅富楽里とみやま」(ハイウェイオアシス富楽里)(5月2日) 全 1 枚 拡大写真

近畿日本ツーリストは、全国に1079駅あるる「道の駅」を拠点とした、地域活性化事業「道の駅元気プロジェクト」を12月から開始すると発表した。

「道の駅」は、農産物直売所やレストランなどを運営、地域の特産品の販売・加工(ブランド化)、観光客誘致のための施策などに取り組んでいる。

同社では、これら取り組みを支援するため、地域活性化事業「道の駅元気プロジェクト」として異業種によるコンソーシアムを組織し、「観光客誘致」、「地域の特産品の販売支援」、「農園、レストランなどのプロデュース」、「プロモーション支援」などのコンサルティングビジネスをスタートする。

観光以外の農産物直売所、レストランの取り組みにも対応するため、和郷、クックパッド、辻調理師専門学校と連携し、さまざまな要望に対応できる体制を構築する。

和郷は、観光農園のプロデュースや直売所の販売を支援するとともに、地元野菜・果物の観光農園運営ノウハウを提供。クックパッドは、「クックパッド産地直送便」に「道の駅専用コーナー」をオープンし、産地直送食材をインターネットで販売、地元食材ファンの開発や、「道の駅」のリピーター獲得を狙う。また、クックパッドサイト上でレシピコンテストを行い、優秀レシピを決定する。辻調理師専門学校は、食による地域振興を促進する。Iターン、Uターンの推進、モデル化について取り組みを展開する。

コンソーシアムは、道の駅の要望に応じて、新たな企業・団体とも連携を増やしていく予定。

同社では、将来日本全国の「道の駅」が地域の観光マーケティング・マネージメントを担う機関「DMO」の役割を担うような、地域観光の重要な拠点となるよう支援していく方針。

《レスポンス編集部》

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