【ロサンゼルスモーターショー15】最速の BMW 、M4 GTS…北米初公開

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BMW M4 GTS(ロサンゼルスモーターショー15)
BMW M4 GTS(ロサンゼルスモーターショー15) 全 10 枚 拡大写真

ドイツの高級車、BMWは11月18日(日本時間11月19日未明)、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー15において、『M4 GTS』を北米初公開した。

M4 GTSは10月28日、東京モーターショー15でワールドプレミア。BMW『4シリーズ クーペ』の高性能モデル、『M4クーペ』をベースに、さらなるパフォーマンスを追求したモデル。公道のみならず、サーキットで本領を発揮するよう、チューニングが施された。

その特徴は、いっそうの軽量化。CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)をボンネットに使用するなどして、車両重量は1510kgに抑えた。エアロダイナミクス性能も強化。専用の大型リアウィングとフロントリップスポイラーは、カーボンファイバー製で角度調整が可能。フロントバンパーの開口部は広げられ、空気の流れを最適化し、フロントアクスルのリフトを抑える。

タイヤはフロント265/35R19、リア285/30R20サイズのミシュラン「スポーツカップ2」。アルミホイールやリップスポイラーには、オレンジのアクセントが添えられた。サスペンションは専用設計され、サーキットなどの特性に合わせて、3段階に調整できる。ブレーキは、カーボンセラミック。

直噴3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンには、エンジン燃焼室の温度が上がった時、水を噴射して吸気温度を下げる「ウォーター・インジェクション」を採用。この結果、最大出力は431hpから500hpへ、69hpパワーアップ。最大トルクも56.1kgmから61.2kgmへ、5.1kgm強化された。この結果、M4 GTSは0-100km/h加速3.8秒、最高速305km/h(リミッター作動)の性能を実現。ドイツ・ニュルブルクリンク北コースのラップタイムは7分28秒。BMWによると、同社の歴代市販車で最速という。

《森脇稔》

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