ヤナセ通期決算、100周年を増収増益で飾る…主力のメルセデスベンツが好調

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ヤナセは11月20日、2015年9月期の通期連結決算を発表した。

それによると、売上高4182億5800万円(前年同期比+7.0%)、営業利益137億7800万円(+17.8%)、経常利益は117億2000万円(+22.6%)、当期純利益は61億5500万円(+8.3%)だった。

主力のメルセデスベンツの販売が好調に推移したことなどで、売上高は4期連続で増収。増収に加え、販売費や一般管理費率の改善、有利子負債圧縮による金利負担軽減などの経営効率化により、営業利益・経常利益は6期連続で増益。純利益も増益となり、創立100周年を迎えた記念すべき事業期を増収・増益決算で飾った。

販売実績は前期に引き続き主力メルセデスベンツの好調に加え、創立100周年を記念した限定車の発売やホテルフェアの開催、各種商業施設の出張展示会での需要喚起などにより、新車は4.4%増の3万9015台となった。中古車は、新車販売増加に伴う下取車の入庫増や独立した仕入部門の新設、査定業務のIT化、在庫管理効率化などの業務改革が奏功し、12.6%増の3万6978台となり、新車・中古車とも前期実績を上回った。

《纐纈敏也@DAYS》

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