【ロサンゼルスモーターショー15】二人乗りの三輪自動車「エリオ」、最終プロトタイプ発表

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エリオのプロトタイプ P5(ロサンゼルスモーターショー15)
エリオのプロトタイプ P5(ロサンゼルスモーターショー15) 全 8 枚 拡大写真

11月19日(北米時間)、ベンチャー企業のエリオ・モーターズはロサンゼルスモーターショー15において、三輪自動車『エリオ』の最終プロトタイプ『P5』を発表した。

エリオは、前後に一人ずつ乗るタイプの二人乗り三輪自動車。タイヤは前方に2つ、後方に1つ付いている。高速道路での最高燃費は35.7km/リットル、都市部では20.8km/リットル。アメリカ国内では法規上は二輪車に該当するものの、エアバッグ3つ、前後席のシートベルト、ABSなどの安全装置を備えている。エンジンは自社製の3気筒0.9リットルのガソリンエンジンを搭載。トランスミッションは5速MTかATを選択できる。

乗り降りはアメリカ市場に合わせ、左側から行う。パーキングブレーキとシフトレバーは運転席右側に位置している。

ベース価格は6800ドル(約83万5000円、11月19日現在)で、生産はアメリカ国内で行われる。ボディカラーは7色を用意。

アメリカ国内で2016年の第4四半期に発売を予定しており、すでに4万7000台以上の受注が入っているという。

エリオ・モーターズのポール・エリオ社長は「アメリカで発売した後、各国に販売網を広げていきたい」と述べ、ベンチャー自動車メーカーの目がすでに世界に向いていることを示した。

《関 航介》

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