路上の落下物を避けようとしたクルマ、多重衝突に巻き込まれる

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18日午前7時15分ごろ、群馬県安中市内の上信越自動車道上り線で、路上の落下物を避けようと停止していた車両に対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突。6台が関係する多重衝突に発展した。この事故で9人が死傷している。

群馬県警・高速隊によると、現場は安中市松井田町北野牧付近で片側2車線の緩やかな右カーブ。稲村山トンネル(全長110m)を出た軽トラックが路上に木材が散乱していることを発見して停止。後続の4台もトンネル内で停止したところ、後ろから減速しないまま進行してきた大型トラックが追突。停まっていた車両が前方に押し出され、車両6台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で乗用車1台が大破。運転していた長野県須坂市内に在住する31歳の女性が胸部強打で21日に死亡。同乗していた2歳の女児が意識不明の重体となった。このほかの車両に乗っていた8人が重軽傷を負っており、警察は追突してきたトラックを運転していた和歌山県和歌山市内に在住する67歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

警察では追突してきたトラックの前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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