1.5km先まで照射可能な防塵・防水仕様の特殊サーチライト

エンターテインメント 話題
石英セルやガラスセルの特殊加工を行うジャパンセルの特殊サーチライト「ALPHA-1」(撮影:防犯システム取材班)
石英セルやガラスセルの特殊加工を行うジャパンセルの特殊サーチライト「ALPHA-1」(撮影:防犯システム取材班) 全 4 枚 拡大写真

 東京ビッグサイトで開催されていた「産業交流展2015」のまちだテクノパークブース内に出展していたJapan Cell(ジャパンセル)は、災害救助用装備として開発した特殊サーチライト「ALPHA-1」のデモ展示を行った。

 同製品は、災害時などに救助や捜索活動の現場で使われることを想定し、IP66相当の防塵防水仕様を備え、最大1~1.5km先でも新聞が読めるほどの明るさを提供できるのが特徴となる。また、こうした製品は海外からの輸入品も多いなか、同製品は日本製だそうだ。

 銃のようなルックスで、操作自体もそれに準じて手元のトリガーで行う。また、スコープなどの光学機器を設置できるように上部とサイドに金属レイルを備えている。

 光源は、80Wの超高輝度LEDを採用し、内蔵バッテリーによる連続点灯時間は約50分で、外部電源や拡張バッテリーにも対応可能。光源自体の寿命は10,000時間となっている。

 照射モードは、広角とスポットモードがあり、1点を遠くまで照射したい場合はスポットモード、周囲をまんべんなく照射する場合は広角モードを使い分ける。また、点灯と点滅、ハイビームを切り替えることも可能だ。

 重量は3.9kg、サイズが526mm×133mm×230mm(※広角モード時)。価格は要問い合わせとなっている。

 想定する国内での導入先は、警察、消防、自衛隊、海上保安庁などの救助や捜索を行う機関を中心に、セキュリティレベルが高い施設や人物の警備&警護を行う警備会社など。そのほかにも海外の公的機関も関心を示しているとのこと。

 事故や悪用の可能性もあることから、原則的に公的な機関や公共ユースを想定している企業に絞った販売になるという。

《防犯システム取材班@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る