【リコール】マツダ デミオ など延べ13万8000台、燃料フィルターなどに不具合

自動車 ビジネス 企業動向
マツダ デミオ
マツダ デミオ 全 4 枚 拡大写真
マツダは11月26日、『デミオ』などの燃料フィルターおよびエンジン補機ベルトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『デミオ』『CX-3』の2車種で、燃料フィルターの不具合は2014年8月5日~2015年10月16日に製造された7万4350台。エンジン補機ベルトは2014年8月5日~2015年7月28日に製造された6万3768台。

燃料フィルターについては、ドレンプラグ取付部の平面が確保できていないため、製造時に過大なトルクでドレンプラグを締め付けた場合に、ガスケットが変形もしくは圧縮割れが発生するものがある。そのため、そのまま使用を続けたり、定期点検時にドレンプラグを緩め、再締め付け作業を行うと、燃料が漏れるおそれがある。

対策品の準備に時間を要することから、対策品の供給ができ来るまでの暫定措置として、全車両、燃料フィルターを点検し、燃料が漏れている場合または、燃料フィルターの定期点検時期に該当する場合は、燃料フィルターを新品に交換する。なお、準備が整い次第、再度入庫の通知を行うとともに、燃料フィルターのドレンプラグとガスケットを対策品に交換する。

不具合は32件発生。事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

エンジン補機ベルトについては、ベルト製造時の芯線の張力が不均等なため、ベルトの強度が低下しているものがある。そのため、エンジンの駆動力によりベルトが破断し、オルタネータやウォーターポンプが停止して警告灯が点灯し、最悪の場合、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、エンジン補機ベルトを良品に交換する。

不具合は106件発生。事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  4. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  5. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る